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朗読者

健康診断。
ババアのワタシは先生からのアドバイスと栄養士さんからのお話もついてくる。
先生が言うには、内臓、血液とも、問題なし。少々やせ気味も、健康優良ババとのおすみつき。
10日間もウマいもの食って、たいして歩かず暮らしたにもかかわらず(笑)

栄養士さんからは・・・

もっと野菜を食え。
これ以上、乳製品を取るな。
運動しろ。

などど、沢山言われました。
タバコを吸う人は色の濃い野菜を人より沢山取らなきゃいけないそうです。
朝、ヨーグルトを取っているのですが、そういう人は牛乳、チーズなどの乳製品を取り過ぎないように注意。
運動しないのに、しっかりした体型なのは、「筋肉質」なんでしょうね。と。

ほっとけ!

ウマいもの食って、楽しいことして、働くところがあって、これが幸せな時代に生きてて本当に良かった。

ベルンハルト シュリンクの「朗読者」を読んだ。
時代は、第2次世界大戦後。
15歳の少年は、自分の母親ほどの女性に恋をする。女性は少年を受け入れ、カラダを重ねる。
少年の燃えるような恋は時に女性を困らせるほどだが、女性はそれをも受け入れる。
ベッドで女性は少年に、本を読むようにねだる。
少年はセックスの余韻を残したまま、言われるがままにさまざまな本を女性のために朗読する。
ある日突然女性は姿を消す。
少年は狂ったように探しさまようが、時は流れる。
少年が大学に行き、授業の一環として出席した、ナチスの過去を裁く法廷の被告席に、その女性が被告として登場する。
彼女は大罪を犯していたのだ。
その犯罪の中でもっとも罪が重いものについて、少年はとあることに気づく。
彼女は虐殺対象となる若くて美しい女性を死の1ヶ月前になると自分のそばに置き、朗読させていたのだ。
その理由に少年は気づく。
彼女は投獄され、また長い年月がたつ。
そこでもまた少年は彼女のために朗読を続ける。

はじめはセックスを知らなかった少年と年上の女との古い官能小説のようであるのだが、途中から重い歴史を背負う物語と成っている。
ナチスの現実を書けていないなどの批判もあるが、このくらい軽い小説から歴史を知ることができるからオススメ。
難しくないし、薄い本だから簡単に読めるし。

今ワタシは何故幸せなのか、彼女はそれを彼女の人生を通して語っている。

by grapekitten | 2006-11-15 06:18 | 読書